先日、台湾証券取引所に新規上場したGrandTech Cloud Services(以下、GCS) と株式会社KDAN Japan(以下、KDAN)は本日(5/30)、戦略的な提携を発表しました。両社の製品の強みと顧客リソースを統合し、日本、韓国、東南アジアなどのアジア市場を中心に、クラウドサービス業界に新たな相互利益の機会を生み出します。GCSは、独自に開発したワンストップのマルチクラウド対応型管理ツール「ARMIN」で業界における足掛かりを築き、その革新的なビジネス戦略で認められています。GCSは「F2SU(A Friend to Startups)」というコンセプトに、スタートアップエコシステムと密接に融合・接続することで、アジアのニューエコノミーのハブとなることを目指しています。 一方、KDANは、ソフトウェア開発能力とグローバルパートナーネットワークに強みを持ち。両社はビジネス戦略、価値観、リソースに合意し、両社の戦略的な提携を最大化にします。グローバルな同業他社のリソースを統合することで、顧客により大きなビジネス価値を創出します。
GCSは日本政府が2022年に発表された、「スタートアップ育成5か年計画」の波に乗って、2023年日本に進出しました。早くも今年第一期で大きな成功を得て、当社の独自なビジネスモデルとF2SUの価値観が日本のスタートアップ・コミュニティに認知され、定着したことを示しており、今後の成長の見通しがより明確になりました。 GCSの社長兼CEOであるフランキー・スー(Frankie Hsu)氏は、「KDAN様はGCSの重要な顧客であり、戦略的な株主でもあります。この度は、長い間、日本市場に深く根付いてきたKDAN様を戦略的パートナーになることができ、両社の関係はさらに緊密なものとなりました。KDAN様の経験とリソースを活用することで、弊社を日本の文化や市場動向に近づけると同時に、現地の人材を活用し、質の高いクラウドサービスを提供できます。そして、アジア市場の可能性を探し出して、市場シェアを拡大することで、相互利益の状況を実現します。」
KDANは、AIを駆使したワークフローとデータソリューションを幅広く提供し、SaaS(ソフトウェアとサービス)製品の技術開発と海外マーケティングの経験で有名であります。KDANの創業者兼CEOのケニー・スー(Kenny Su)氏は、下記のように述べました。「KDANはSaaS製品の技術開発と海外マーケティングを専門としています。2022年に日本に子会社を、韓国に事業拠点を設立し、国境を越えた事業と文化の統合に力を入れています。一方、GCSは革新的なネットワークリソースとエンタープライズ市場へのサービス提供の経験を備えることと、独自のワンストップのマルチクラウド対応型管理ツール「ARMIN」によって、ニューエコノミーに注目を集めます。今回の提携により両社にとってより多くのビジネス価値を共同で創造可能と考えています。」
世界のハイテク大手アマゾンAmazon、Microsoft、Google、Meta、2022年までに世界各地にメガデータセンター建設しました。今年は日本、東南アジア、台湾を中心にグローバル・データセンターへの投資を拡大しており、アジア太平洋地域のパブリック・クラウド市場の成長の可能性を示しています。 そして、IDCの調査によると、人工知能(AI)、ビッグデータ分析サービス、アプリケーション・プラットフォームに対する世界的な需要の高まりというトレンドの下、企業はデジタルトランスフォーメーションを推進し、業務効率を向上させるために、基本的なクラウド・インフラストラクチャへの依存度を高めています。 アジアのパブリック・クラウド・サービス市場は、2027年までに831億米ドルに達し、年平均成長率(CAGR)は約20.6%になると予想されています。
GCSの会長であるFrankie Hsu氏は、下記のように述べました。「日本のクラウドサービス市場は大きいし、潜在的な可能性に満ちています。KDAN様は、GCSのビジネスモデルとF2SUの価値観に共感を持ちます。両社がお互いの強みの活用に協力することで、顧客のクラウドコストの最適化をサポートし、GCSの日本における市場シェアを拡大するとともに、KDANの海外営業力を強化できる見通しです。両社は、日本およびアジアにおけるクラウドサービス市場の成長可能性を高く評価しており、戦略的パートナーシップを締結することで、アジア市場で際立った存在感を発揮し、企業顧客にとってより大きな成功を収めることができる、勢いのあるクラウドサービスの新たな章を切り開きます。」
GrandTech Cloud Services(GCS)について
GrandTech Cloud Services(GCS)は2017年に台湾で設立され、現在、香港‧マレーシア‧シンガポール‧インドネシア‧日本に海外拠点を持つ。GCSは、アジアのニューエコノミーとスタートアップ企業をターゲットにして、ターゲットのニーズを一番応えできるトップクラウドサービスプロバイダーとなるよう努めている。クラウドアグリゲーションとクラウドシェアリングビジネスモデルに注力する数少ないFinOpsプラットフォーム企業の1社として、GCSはマルチクラウド環境におけるリソースの最適化とコストコントロールを実現し、常に「A Friend to Startups」というコアバリューを目指しながら、最も効率の高いクラウドサービスをお客様に提供し、お客様の成功を第一の目標とすることを目指している。
http://www.grandtechcloud.com
KDANについて
KDANは、デジタル文書管理、電子署名、データ自動化、AIを活用した意思決定サービスなど、AIを活用したワークフローやデータソリューションを幅広く提供し、企業が業務効率や組織の俊敏性を向上させ、意思決定プロセスを最適化し、より安全で効率的な方法でビジネス価値を創造し、持続可能な成長というビジョンを実現できるよう支援しています。
KDANは台湾に本社を置き、中国、米国、日本、韓国、シンガポールで事業を展開しています。 KDANの会員数は全世界で1,200万人以上、法人会員数は5万社を超え、フィナンシャル・タイムズ紙(Financial Times)の「アジア太平洋地域高成長企業トップ500」にランクインし、台湾のIT・ソフトウェア部門で第1位となっています。
https://www.kdan.com/
プレスリリース問い合わせ先
Zoe Leung
Email: zoe.leung@grandtechcloud.com