GrandTech Cloud Services(TPEx: 7747、以下GCS) は本日（16日）、2025年第1四半期の自社集計連結業績を発表しました。売上高は43億台湾ドル、営業利益は3,665万台湾ドル、親会社株主に帰属する純利益は2,946万台湾ドル、1株当たり利益（EPSは1.25台湾ドルとなり、売上・純利益ともに過去最高を記録しました。

売上高は前年同期比42.1％増、前四半期比では11％増となり、8四半期連続のQoQ成長を達成。親会社株主に帰属する純利益も前年同期比34.3％増、前四半期比では23.1％の増加となり、事業拡大の中でも堅実な収益性を維持していることが明らかになりました。

利益率では、2025年第1四半期の粗利益率は15.1％、営業利益率は8.5％、税引前利益率は8.8％、親会社株主に帰属する純利益率は6.8％で、前四半期（2024年第4四半期）からはいずれも改善を示しました。ただし、前年同期と比較すると、ネットワークセキュリティ関連の大型案件や為替の影響により、粗利益率が希薄化され、利益率全体はまだ前年の水準には戻っていません。

クラウドサービス事業は2025年第1四半期も好調を維持し、売上高は前四半期比8％増、これにより21四半期連続の成長を継続。前年同期比では44％の大幅な成長を遂げ、同事業の着実かつ高成長な実力が浮き彫りとなりました。同時に、AWS顧客のARPU（1顧客あたりの平均売上）は過去最高を記録し、顧客離脱率も継続的に減少。顧客ロイヤルティの向上が顕著に現れています。

GCSのチーフストラテジーオフィサー兼広報担当である黄国峯氏は次のように述べています。「全社一丸となって取り組んだ結果、四半期ごとに新たなブレイクスルーがあり、売上が毎期過去最高を更新するだけでなく、利益率の改善にも全力で取り組んできました。チームの努力は誰の目にも明らかです。今期のクラウドサービスにおける海外市場の成長は依然として力強く、売上成長の主因となりました。第2四半期に向けては、新たな市場の開拓と顧客構成の最適化による利益率のさらなる向上を目指しており、売上と利益率の双方の成長に引き続き自信を持っています。

また、全社員の尽力により、今年1月には台湾証券取引所の審査委員会の承認を得て、2月には取締役会の承認を経て、上場に向けたすべての審査を順調に完了いたしました。これはチームが長年積み重ねてきた努力の証であり、今後は資本市場からの支援を受けて、さらに高みを目指してまいります。」

GCS の2025年度最新自社結合財務報告書による収益と利益の状況：単位：1,000TWD（1株当たり利益は除く）。

以上の財務数字はまだ取締役会の承認を受けていません。
2023年の1株当たり利益（EPS）は、利益分配の調整が行われています。

 
GrandTech Cloud Services(GCS)について
GrandTech Cloud Services(GCS)は2017年に台湾で設立され、現在、香港‧マレーシア‧シンガポール‧インドネシア‧日本に海外拠点を持つ。GCSは、アジアのニューエコノミーとスタートアップ企業をターゲットにして、ターゲットのニーズを一番応えできるトップクラウドサービスプロバイダーとなるよう努めている。クラウドアグリゲーションとクラウドシェアリングビジネスモデルに注力する数少ないFinOpsプラットフォーム企業の1社として、GCSはマルチクラウド環境におけるリソースの最適化とコストコントロールを実現し、常に「A Friend to Startups」というコアバリューを目指しながら、最も効率の高いクラウドサービスをお客様に提供し、お客様の成功を第一の目標とすることを目指している。

http://www.grandtechcloud.com。

F2SU（a Friend 2 StartUp）について
F2SUは、GrandTech Cloud Services（GCS）が推進するスタートアップ支援プログラムであり、スタートアップの成長段階に応じた多面的な支援を提供します。リソースの連携を出発点とし、スタートアップとベンチャーキャピタル（VC）、投資家とのつながりを促進し、国際的な協業、ビジネス機会、メンタリング、資金、人材、ビジネス拡大、海外進出、さらには資本市場へのアクセスなど、多様なニーズに応えます。

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